交通事故で負傷して治療したものの、症状が改善せずに「症状固定」と診断された症状を、「後遺症」といいます。
交通事故による後遺症といってもむちうちによる頚の痛み、腰痛、頭痛、関節の痛みや手足のしびれのから、耳鳴りやめまいなど、多岐にわたる辛い症状があります。
これらの辛い症状が残ったまま生活を続ける不便さは、決して慰謝料として受取るお金だけで解決できるものではありません。
交通事故にあい、整形外科や整骨院で施術をうけ、症状が良くなったものの、交通事故前のパフォーマンスに戻らない、体の調子がなんとなくすぐれない、なにかしらの違和感を感じる等の症状を抱えている方もいらっしゃいます。
ここではこの、後遺症に対する治療と後遺症が残りやすいものについてご説明していきます。
後遺症が残る代表的なものとしてむちうちがあります。
以下が鞭打ちの分類になります。
①バレリュー症候群(後部交感神経症候群)
交通事故の衝撃により、首の前側にある星状神経節という部分の働きが活発になってしまい、交感神経が優れてしまいます。その結果、自律神経が正常に機能しなくなり、頭痛やめまい、耳鳴り,倦怠感、吐き気などの症状が出てしまいます。
②筋緊張性
むちうちで頭痛が起こる場合は、この筋緊張性頭痛による場合が一番多いと言われています。首の筋肉が大きな衝撃により損傷、収縮すると筋肉が極度の緊張状態となり、後頭部をなどに頭痛を引き起こします。
③脳脊髄減少症
衝撃を受けたことにより、脳内のくも膜が損傷して随液が漏れてしまうことが原因で起こります。その影響で頭痛やめまい、吐き気などの自律神経症状を呈します。よく、天候によって痛みが変化したり、横になると楽になったりするといった特徴があります。
④頚性神経筋症候群
交通事故によるむち打ち症の影響で、頚椎から出ている副交感神経の働きが抑え込まれてしまいることで、自律神経症状が引き起こされます。頭痛や吐き気に加えて、イライラ、耳鳴り、不眠、鬱状態などの精神的な症状も出てしまいます。
むちうちは頸椎捻挫といい、捻挫は一般的には数週間から2,3か月で治るものとされていますが、時間がたっても症状が残ってしまうケースもあります。
一般的には、痛みやしびれが残っていることが多いのですが、頚部の痛み症状のため、「首が動かしにくい」「常に肩が凝っている感じがあり、なんとなくモヤモヤした気分になることが多い」「疲れたり気圧の変化があると、寝込まなければならない程の頭痛に悩まされる」などの症状を併発しているケースもあります。
また、交通事故でむちうちにあい、症状固定と診断された方には、頚性神経筋症候群の症状を併発している方もいます。
<当院の頭痛、めまい、吐き気、首、肩、腰の治療法>
当院の治療法は、めまいや頭痛を取り除くことが出来る独自の治療(ハイボルテージ、超音波など)を行います。まずは患者様が症状に悩まれている原因に対して根本からしっかりと治療していきます。
当院では、交通事故後、痛みが出ている場所だけを治療するのではなく、身体のバランスをあらゆる面からアプローチし、交通事故前の体に早く近づけるよう治療を行います。
交通事故後の負傷は、日常では起こらない大きな衝撃を全身に受けるため、後遺症に残り易いと言われています。
これらの症状は、通常の整形外科で行われる自賠責保険治療ではそれ以上の回復を見込めず「後遺症」と診断されますが、骨格アライメント異常を改善する治療により、回復可能な症状もあります。
症状が改善されない、不調が長く続くなど、長期にわたる後遺症を残さないためにも、当院で早期に治療し頭痛、めまい、吐き気を改善させ、心身共に健康に過ごしましょう。
後遺障害として認定されるには、医学的に交通事故との因果関係が認められなければならず、症状によっては、認定が難しい場合もあります。後遺障害として認定されて慰謝料が支払われたとしても、被害者にとって一番の願いは、事故前の体に戻ることではないでしょうか。
事故直後から局所に痛みやしびれがでてきた場合は、事故との因果関係がはっきりしていますが、慢性的に体がだるい、疲れやすい、頭痛、耳鳴りやめまいといった患部と一見すると無関係な症状は、交通事故とは無関係として処理されてしまう場合もあります。
このような因果関係がはっきりしない症状を「不定愁訴」と呼びますが、当院の交通事故後遺症に対する治療は、これらの症状にも対応しています。
このような症状にお困りな方は是非ともジール整骨院にご相談ください。
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