腱板損傷
腱板損傷の症状と治療|岡山市ジール整骨院
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腱板損傷のチェックリスト
- 肩をあげるときに痛む
- ゴリゴリ音が出る
- 肩が上がらない
- 夜中に肩の痛みで目がさめる
腱板損傷の原因|岡山市ジール整骨院
腱板とは肩関節の深層にある筋肉で、棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋といった4つの筋から構成されています。
これらの筋肉が上腕骨の安定化に寄与しており、4つの筋肉の中でも棘上筋の断裂が最も多いです。
腱板は骨と骨(肩峰と上腕骨頭)にはさまれているという特徴があり、腱板の老化により筋繊維が徐々に傷ついていきます。
断裂型には、完全断裂と不全断裂があり、若い年齢では投球肩で不全断裂が起こることがあります。
☑肩関節への累積負荷
☑急な肩関節への強い負荷
☑猫背
☑加齢
☑腕の使いすぎ
明らかな外傷によるものは半数で、残りははっきりとした原因がなく、日常生活動作の肩の動きにおいて腱板がズリズリ擦れたり、引き伸ばされたり、ちょっとしたストレスの繰り返しによって腱板損傷が起こります。
また重量物を持ち上げるなどの強い負荷が一気に腱板に加わることで筋繊維が断裂してしまうこともあります。
腱板損傷の治療|岡山市ジール整骨院
1.急性期・慢性期に合わせた肩峰下滑液包への物理療法
まずは肩(肩峰下滑液包)局所への施術を行います。
ジール整骨院では、物理療法として「超音波治療」と「電気治療」を同時に行えるコンビネーション治療器をご用意しております。
2つのエネルギーを同時にアプローチすることによって、より効果的に効率の良い治療が可能になります。
【超音波治療】
・慢性期
超音波治療器の温熱作用を用いて、関節包、靱帯、筋膜にアプローチします。
局所の血流増大や拘縮緩和の効果があり、機能改善が期待できます。
・急性期
超音波治療の非温熱作用(ミクロマッサージ作用)を用いて、炎症物質の抑制による鎮痛と、細胞の治癒促進の効果があります。
慢性期にも利用できます。
【電気治療】
・ハイボルテージ(高電圧低周波)
組織の深くまで届く電流刺激で、高い鎮痛効果や腫れを抑える効果があります。
・マイクロカレント(微弱電流)
毛細血管の血流を高め、発痛物質を除去します。細胞の代謝を上げ、組織の修復促進の効果があります。
・EMS
電気刺激で筋を動かし、血流改善と筋の柔軟性を回復する効果があります。
筋緊張の緩和をする場合は中程度の強さ、筋力増強をする場合は強出力で通電をおこないます。
2.テーピング・三角巾の処方
テーピングによる肩関節局所の保護や、三角巾などによって腱板損傷した場所に負担をかけないようにします。
3.徒手療法・運動療法
姿勢矯正・肩甲骨の可動域改善・上腕骨の可動域改善
慢性的な負荷によって腱板損傷の起こっているケースでは、腱板に負担の加わらない動き・姿勢が必要になります。
肩関節が動くためには、肩甲骨・鎖骨・体幹これらが正常に機能することが大切です。
肩甲骨・鎖骨・体幹部の動きに問題があると腱板の負担はなかなか減りません。
当院では詳細な検査(評価)を行い、「どこが原因で腱板に負担が加わっているのか?」を調べることに力を入れています。
例えば
・肩甲骨周囲の筋力低下
・体幹の可動域減少
・不良姿勢によるアライメント異常
などがよくあるケースですので、局所に対する治療と合わせてこれらの問題についても治療を行います。
まとめ|岡山市ジール整骨院
腱板損傷は放っておくと断裂してしまった部分が自然に修復されることはありません。
なんらかの対策、治療や、リハビリテーションが必要となります。
痛みが無く、日常生活に不便がない場合でも、放置した場合は、肩の機能が低下してしまったり、別の病気に移行する危険性があります。
早めにご相談ください。
参考:【肩痛のまとめはコチラ】