
橈骨神経障害による症状|岡山市・倉敷市ジール整骨院
☑一時的ではないしびれ
☑手が動かしにくい
☑力が入りづらい
☑麻痺が起こると指が上がらない、手首が上がらない
特徴的なのは一過性の痺れでは無いことです。
日常的に何をしていても常時痺れを感じている事が多いです。

朝起きたとき、からだの下になっていた手がしびれたことなどを
経験したことがあると思いますが、すぐに治ってしまう場合は、
血行が一時的に悪くなったためのしびれで心配ありません。
これは正座をした後と同じです。
橈骨神経障害の病態|岡山市・倉敷市ジール整骨院
頚椎からでた橈骨神経が指先に至るまでの間で
筋肉を貫いたり、筋肉と骨で出来たトンネルをくぐってきたり
色々な走行をしています。
この神経の通り道で神経が圧迫されたり滑走がうまく出来なくなると
「痺れ」「異常感覚」「動かしづらさ」
などが生じます。
橈骨神経障害の原因|岡山市・倉敷市ジール整骨院
様々な要因が痺れを作ってしまう要因になりますので
しっかりと分類を分ける必要があります。
例えば橈骨神経は頚椎の間から顔を覗かせてきますので
その間で圧縮されると痺れが生じます。
また頚椎の間を通過した後に
「斜角筋隙」
「肋鎖間隙」
「小胸筋の下」
これらのスペースをくぐり抜けて最終的に指先まで神経の枝を
伸ばしています。
この3つで絞扼されることを胸郭出口症候群と呼びます。
橈骨神経障害の治療|岡山市・倉敷市ジール整骨院
☑姿勢を改善する
☑超音波治療器
☑テーピング
☑運動療法
☑絞扼されている部位を動かす
姿勢の影響でいうと
例えば「なで肩姿勢」の方の場合
それだけで鎖骨が下に下がってしまいますので
橈骨神経が引き伸ばされて痛みを有します。
また神経が興奮をしているような状況であれば
超音波治療機などを用いて神経の興奮をおさめる
アプローチを行います。
また絞扼されている場所を評価によって見つけ出し
そこにたいして
「神経の通りを良くする為に周辺の軟部組織を柔らかくする」
「神経の滑走を促す」
これらをおこなって行くことで橈骨神経由来の
痺れは寛解していきます。