テニス肘になってしまったら？やってはいけないことと適切な対処法

テニス肘は、テニス選手だけでなく、多くの一般の方にも発症するスポーツ障害の一つです。特に、手首を酷使する動作を繰り返す人に多く見られます。

テニス肘の主な症状は、肘の外側や前腕にズキズキとした痛みが出ることです。ひどい場合は、日常生活にも支障をきたすことがあります。

もし、テニス肘になってしまった場合は、以下の点に注意して適切に対処することが大切です。

★☆やってはいけないこと

・痛みを我慢して運動を続ける: 痛みを我慢して運動を続けると、症状が悪化してしまう可能性があります。
・患部にマッサージやストレッチをする: 患部は炎症を起こしているので、マッサージやストレッチは逆効果になる可能性があります。
・湿布や痛み止めの薬だけで放置する: 湿布や痛み止めの薬は一時的な対処法に過ぎません。根本的な原因を解決しないと、症状が再発する可能性があります。

【適切な対処法】

・安静にする: 患部を安静にすることが最優先です。スポーツや手首を酷使する作業は控えましょう。
・冷やす: 患部を冷やすことで、炎症を抑えることができます。1日数回、15～20分程度冷やしましょう。
・テーピング: テーピングをすることで、患部の負担を軽減することができます。
・サポーター: サポーターを着用することで、患部を固定し、負担を軽減することができます。
・鎮痛剤: 痛みが強い場合は、医師に相談して鎮痛剤を処方してもらいましょう。
・ストレッチ: 痛みが治まってきたら、医師や理学療法士に指導してもらいながら、ストレッチを行います。
・筋力トレーニング: 患部の周りの筋肉を鍛えることで、再発予防に効果があります。

テニス肘は、適切な対処をすれば、ほとんどの場合治癒します。しかし、自己判断で放置していると、症状が悪化したり、治癒に時間がかかったりする可能性があります。

テニス肘の症状でお悩みの方は、早めに当院へご相談ください。早期治癒のためのアドバイスができるかと思います。

このブログ記事が、テニス肘でお困りの方の参考になれば幸いです。

※このブログ記事は、あくまでも一般情報提供を目的としたものであり、医療診断や治療に代わるものではありません。具体的な症状や治療法については、ご相談ください。

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