腱板損傷｜岡山市・倉敷市・玉野市ジール整骨院

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腱板損傷の症状

☑外傷の場合は腕が上がらない
☑夜間痛
☑安静時痛
☑腕を上げると肩がゴリゴリ音がする
☑力が入りにくい
40歳以上の男性に好発します。
発症年齢のピークは60代です。
肩の運動障害・運動痛・夜間痛を訴えますが

夜間痛で睡眠がとれないことが来院の最も多い理由です。
また力が入りにくいのも特徴です。

また急性外傷のケースでは、腕を挙げられないケースが多く
腫脹や発熱などの炎症反応を有します。

腱板損傷の病態

腱板とは肩関節の深層にある筋肉であり
４つの筋群から構成されています。

この筋肉が上腕骨の安定化に寄与しており、４つの中でも
棘上筋の断裂が最も多いです。
腱板は骨と骨（肩峰と上腕骨頭）にはさまれているという
特徴と腱板の老化により筋繊維が徐々に傷ついていきます。

断裂型には、完全断裂と不全断裂があります。
若い年齢では、投球肩で不全断裂が起こることがあります。

腱板損傷の原因

☑関節への累積負荷
☑急な肩関節への強い負荷
☑猫背
☑加齢
☑腕の使いすぎ

明らかな外傷によるものは半数で、残りははっきりとした原因がなく、
日常生活動作の肩の動きにおいて腱板がズリズリ擦れたり、引き伸ばされたり
ちょっとしたストレスの繰り返しによって腱板損傷を誘発します。
また重量物を持ち上げるなどの強い負荷が一気に腱板に加わることで
筋繊維が断裂してしまうこともあります。

腱板損傷の治療

☑超音波治療機
☑テーピング
☑三角巾
☑姿勢矯正
☑肩甲骨の動きを出す
☑上腕骨周辺の動きを出す
急性の外傷のケースでは炎症反応を有していますので
まず超音波治療機によって炎症反応の沈静化を謀ります。

またテーピングなどによって局所の保護や
三角巾などによって腱板損傷した場所に負担をかけないような
治療が大切になります。

また中年の方で慢性的な負荷によって腱板損傷の起こっているケースでは
「腱板に負担の加わらない動き」を獲得するための治療が必要になります。
例えば上腕骨が動くには
☑肩甲骨
☑体幹
このあたりがしっかりと機能しなければ、腱板の負担はなかなか取れません。
当院では詳細な評価により
「どこが原因で腱板に負担が加わっているのか？」
例えば
☑肩甲骨周囲筋の筋力低下
☑体幹の可動性が不足
などの原因を見つけ出し、そこに対して治療を進めていきます。