こんにちは!ジール整骨院の穐山和也です。
何回かに分けて肩関節の痛みについて話をしていこうと考えています!!
肩峰下インピンジメント症候群についてです。
肩峰下インピンジメント症候群(Subacromial Impingement Syndrome)は、肩の解剖学的な構造に関連した症状を指す医学的な用語です。これは、特に肩峰下のスペースである腱板(supraspinatus腱、肩関節の安定性を提供する腱の一部)や滑液包(bursa)が圧迫され、炎症や損傷が生じる状態を指します。
🔶主な症状:
◯肩の痛み: 特に腕を上げる動作や肩を前方に動かす際に痛みが生じることがあります。
◯力強い動作の制限: 腕を力強く上げるなどの動作が制限されることがあります。
◯夜間の痛み: 特に寝ている間に肩の痛みが増すことがあります。
◯炎症や腫れ: 肩の周りに炎症や腫れが生じることがあります。
🔶原因:
◯腱板の圧迫: 肩峰下のスペースが狭まり、腱板が他の組織に圧迫されることが、症状の原因となります。
◯骨棘の発生: 肩甲骨や上腕骨の骨棘が形成され、これが腱板に対して圧迫をかけることがあります。
◯筋肉の不均衡: 肩周りの筋肉の不均衡が、肩峰下のスペースを狭くしやすくなります。
◯姿勢の問題: 前傾した姿勢や肩の前方に突き出した姿勢が、症状を引き起こす可能性があります。
🔶対処法:
◯安静と運動療法: 痛みのある期間は安静にし、その後に運動療法を取り入れて肩の筋力や柔軟性を向上させることがあります。
◯炎症のコントロール: NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)やアイシングを用いて炎症を軽減することが考慮されます。
◯理学療法: 筋力トレーニングやストレッチングを含む理学療法が行われ、正しい動作や姿勢を学ぶことがあります。
◯注射療法: 症状が重度な場合、ステロイド注射や関節内注射が行われることがあります。
◯手術: 保存的な治療が効果的でない場合、手術が検討されることがあります。
肩峰下インピンジメント症候群の治療は、患者の症状や状態によって異なります。症状が持続する場合は、専門家による詳細な評価と治療プランが必要です。
🔶ジール整骨院での肩痛の治療方法
◯医師の診断 ジール整骨院では提携している病院も紹介いたします。
◯超音波エコーでの診断 超音波エコーでは ・組織の炎症の有無 ・筋肉や腱の動き を確認することができます。
◯超音波+電気治療 ・超音波治療 超音波治療の非温熱作用(ミクロマッサージ作用)を用いて、炎症物質の抑制による鎮痛と、細胞の治癒促進の効果があります。 ・電気治療 マイクロカレント(微弱電流) 毛細血管の血流を高め、発痛物質を除去します。細胞の代謝を上げ、組織の修復促進の効果があります。
◯徒手療法 ジール整骨院の治療は『組織学的問題』、『力学的問題』の2点に狙いを絞り治療を進めていきます。 組織学的問題:痛みを出している組織のこと。 力学的問題:痛みを引き起こす原因を見つけること。 特に肩関節を治療する多く医療機関は変形にこだわり過ぎていることが多く、実際は歩行時の力学的ストレス、筋出力の問題、組織の滑走性の原因がほとんどです。
これらをジール整骨院では徒手検査、エコー、歩行分析、筋力チェックを行いながら根拠のある治療法を目指しております。 ジール整骨院では、提携病院、弁護士、行政書士と連携をとり患者様にとって最善の治療を提供します。
ジール整骨院は岡山県に4店舗あり:岡山市南区泉田、岡山市中区平井、倉敷市西中新田、玉野市田井にありますので、お近くの店舗へご来院ください。
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