股関節の痛み
股関節の痛みまとめ
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このページでは、股関節痛の原因となる疾患についてお話します。股関節の症状、種類、原因、治療について紹介しています。痛みを放置しておくと症状によっては悪化することもあるので、早めにご相談ください。
股関節の主な症状
股関節に関係する疾患で出やすい症状をまとめました。
こんな症状がある方は要注意です!
こんな股関節の症状ありませんか?
- 股関節の前が詰まった感じがする
- 鼡径部の痛みがある
- 変形性股関節症と診断された
- 歩行中、足をつくと股関節が痛む
- 姿勢が悪い
股関節痛の原因
股関節痛の主な原因は、
【股関節の問題】
【足関節の問題】
【膝関節の問題】
【体幹(姿勢)の問題】
【筋肉の緊張】
【筋力不足】
【動かし方の問題】です。
意外かもしれませんが、股関節だけの問題で股関節痛が起こることは少ないのです。
多くは、股関節以外の関節などからの影響が、股関節に出ている状態です。
人それぞれ身体の状態は異なるので、一人ひとりの状態に合わせた治療が重要です。
股関節痛の治療
①超音波エコー
※超音波エコーは泉田院のみに設置しております。ご希望の方はお問合せください。
超音波エコーでは
・組織の炎症の有無
・筋肉や腱の動き
を確認することができます。
超音波診断装置の詳細はこちらから
②超音波+電気治療
ジール整骨院では、物理療法として「超音波治療」と「電気治療」を同時に行えるコンビネーション治療器をご用意しております。
2つのエネルギーを同時にアプローチでき、より効率の良い治療が可能です。
鎮痛・治癒促進・筋入力などの効果があります。
当院の超音波・電気治療器具について詳しくはこちらから
③徒手療法
【足関節の問題】【膝関節の問題】【筋肉の緊張】に対して、
足関節・膝関節の可動域改善のために、筋マッサージ、筋リリース、関節モビライゼーションなどを行います。
④テーピング
キネシオロジーテープという、伸縮性のあるテープを使ってテーピングを処方します。
股関節まわりの筋肉を保護したり、股関節をスムーズに動かしやすくする効果があります。
股関節に直接テーピングせず、足部をテーピングで調整して股関節の痛みを和らげることもあります。
※皮膚がかぶれやすい方は、スタッフへご相談ください。かゆみや違和感を感じられた際はすぐにはがしてください。
⑤運動指導
↑股関節周りの筋肉のエクササイズ
↑おしりのストレッチ
【体幹の問題】【筋力不足】【動かし方の問題】に対して、
体幹トレーニング、筋肉の再教育、動作練習を行います。
正常な筋力を取り戻し、正しい身体の動かし方を学ぶことができ、再発予防につながります。
股関節痛の種類
●変形性股関節症
Point★変形ではなく、股関節に負担をかける姿勢になっていることが問題です!
【原因】
・股関節を曲げ、お尻が後ろに出て、前かがみの姿勢
→股関節前側の組織(脂肪や筋肉)がつぶされて痛くなる
→後ろ側の筋肉が引き伸ばされて痛くなる
【症状】
・股関節痛
・長時間立ったり歩いたりがつらい
【治療】
・姿勢を評価して、股関節にどんな負担がかかっているかを調べる
・股関節に係る負担を減らし、痛みを改善する
→前かがみ姿勢の改善
→股関節前側の筋肉や組織を柔らかくする
→お尻の筋肉をしっかり使えるようにエクササイズ
★変形性股関節症について詳しくはこちら★
●大腿骨寛骨臼インピンジメント
Point★痛い人は股関節前側にかかる圧をうまく逃がせられていません!!
【原因】
・股関節前側の硬さ
・お尻の筋肉の硬さ
・股関節を繰り返し過剰に屈曲させるスポーツ
・しゃがむ・あぐらをかくといった姿勢の繰り返し
【症状】
・股関節を曲げる、足を上げると股関節の前が詰まって痛む
・長時間の歩行や階段昇降時に股関節が痛む
・股関節を動かしたときにコリっと音が鳴る
【治療】
・股関節前側の硬さをとる→圧を逃がしやすくなり痛みが改善されます
・お尻の筋肉を柔らかくする→硬いと股関節の動きが悪くなります
★大腿骨寛骨臼インピンジメントについて詳しくはこちら★
●鼡径部痛症候群(グロインペイン症候群)
Point★鼡径部の内側、真ん中、外側の3つに分類して治療をしないとなかなか良くなりません!!
【原因】
・アスリート
→股関節の可動域が悪く筋肉も硬くなった状態で過度な練習や無理な体勢で練習を続けること
・中高年
→体重の増加、臀筋(中臀筋)の筋力不足、股関節前面の筋肉の硬さ
【症状】
・鼡径部を押すと痛む
・運動時に鼡径部が痛む
・キック動作で鼡径部が痛む
・起き上がる時鼡径部が痛む
・股関節のストレッチをすると鼡径部が痛む
・鼡径部が痛くて歩きにくい
【治療】
・鼡径部のどこが痛いのか、痛む場所や動作を詳しく検査します。
・物理療法(超音波+電気治療)
・股関節に負担がかからないような姿勢にする
→ストレッチ、筋マッサージ、関節モビライゼーションなど
・痛みが無く動けるように動作改善
→筋力トレーニング、動かし方の指導
★鼡径部痛症候群について詳しくはこちら★