大腿骨頚部骨折・大腿骨転子部骨折
大腿骨頚部骨折・大腿骨転子部骨折の症状と治療|岡山市・倉敷市ジール整骨院
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このページでは、股の症状の一つである大腿骨頚部骨折・大腿骨転子部骨折の症状と治療方法を紹介しています。
大腿骨頚部骨折・大腿骨転子部骨折のチェックリスト
- 股関節の痛み
- 立って歩けない
- 脚が開いて、短くなる
大腿骨頚部骨折・大腿骨転子部骨折の原因|岡山市・倉敷市ジール整骨院
骨粗鬆症によって骨が弱くなること、その状態で転倒することが原因です。
関節は関節包という袋で覆われています。
大腿骨頚部は股関節包の内側にあるのに対し、大腿骨転子部は股関節包の外側にあります。
骨の表面には骨膜というものがあり、折れた骨がくっつく時に重要な役割をします。
大腿骨頚部(関節包の内側)にはこの骨膜が存在しない→骨折が治りにくいということになります。
また、血流も悪くなりやすいので骨頭壊死の危険性もあります。
大腿骨頚部骨折・大腿骨転子部骨折の治療|岡山市・倉敷市ジール整骨院
※骨折の治療は整形外科で行います
骨折の治療後で股関節の違和感や歩きにくさ、痛みなどがある場合は当院で治療させていただきます。
①超音波エコー
※超音波エコーは泉田院のみに設置しております。ご希望の方はお問合せください。
超音波エコーでは
・組織の炎症の有無
・筋肉や腱の動き
を確認することができます。
炎症がある場合は局所の積極的な治療を控えたり、アイシングをしたりなど効果的に治療をすすめることができます。
筋肉、腱の動きを確認することで、組織の癒着の有無や、筋肉を使えているかどうかを調べることができます。
治療の前後で状態がどう変化したかが分かりやすくなります。
②超音波+電気治療
ジール整骨院では、物理療法として「超音波治療」と「電気治療」を同時に行えるコンビネーション治療器をご用意しております。
2つのエネルギーを同時にアプローチすることによって、より効果的に効率の良い治療が可能になります。
【超音波治療】
・慢性期
超音波治療器の温熱作用を用いて、関節包、靱帯、筋膜にアプローチします。
局所の血流増大や拘縮緩和の効果があり、機能改善が期待できます。
・急性期
超音波治療の非温熱作用(ミクロマッサージ作用)を用いて、炎症物質の抑制による鎮痛と、細胞の治癒促進の効果があります。
慢性期にも利用できます。
【電気治療】
・ハイボルテージ(高電圧低周波)
組織の深くまで届く電流刺激で、高い鎮痛効果や腫れを抑える効果があります。
・マイクロカレント(微弱電流)
毛細血管の血流を高め、発痛物質を除去します。細胞の代謝を上げ、組織の修復促進の効果があります。
・EMS
電気刺激で筋を動かし、血流改善と筋の柔軟性を回復する効果があります。
筋緊張の緩和をする場合は中程度の強さ、筋力増強をする場合は強出力で通電をおこないます。
③徒手療法
股関節周りの筋肉で硬くなっているところを筋マッサージなどで柔らかくします。
④テーピング
股関節だけでなく、膝や足関節にテーピングをして歩きやすくなるようにすることもあります。
※皮膚がかぶれやすい方は、スタッフへご相談ください。
かゆみや違和感を感じられた際はすぐにはがしてください。
⑤運動指導
・ストレッチ
股関節周りの筋肉のストレッチを行います。
・筋力トレーニング
大腿四頭筋、腸腰筋、臀筋群のエクササイズを行います。
ジール整骨院では、やり方を忘れず、実践しやすいという考えから、ストレッチやエクササイズのやり方を患者さまのスマホで撮影していただくことを推奨しております。
やってみたいストレッチやエクササイズがありましたら、お気軽にスタッフまでご相談ください。
まとめorさいごに|岡山市・倉敷市ジール整骨院
大腿骨頚部骨折・大腿骨転子部骨折の予防には、骨粗しょう症の治療と転倒防止と言われています。
転倒予防のためには、関節の可動域と筋力が保たれていることが必要です。
骨折が起きてから治療をするよりも、骨折を起きないようにすることが重要です。
当院では、転倒予防のための施術も可能ですので気になる方はぜひご相談ください。
参考:【変形性股関節症についてはコチラ】