変形性股関節症
変形性股関節症の症状と治療
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変形性股関節症の症状
変形性股関節症は初期・進行期・末期の3段階に分類され、変形の程度に応じて症状も異なります。
足のつけ根やお尻、膝の上部にこわばりや重い感じがあり、歩き始めや長時間歩いたとき、階段の昇降時に痛みを感じるようになります。
炎症が強い場合や股関節唇(靭帯など)の損傷があると、初期でも強い痛みを感じることがあります。
進行期から末期へ進むにつれて痛みが強くなります。日常動作の制限も増えるため、生活に支障がでるようになります。
・股関節のこわばり
・脚の付け根の違和感
・股関節のだるさ
・動きはじめの股関節の痛み
などが初期に多い症状ですのでこれらの症状がある方は注意が必要です。
変形性股関節症のチェックリスト
◯股関節の痛み
◯股関節の動かしにくさ
◯正常な歩行が出来ない
◯股関節のこわばり
◯夜寝ていても股関節が痛む
◯足の爪切りがやりづらくなった
◯靴下が履きにくくなった
◯和式トイレ使用(しゃがむ動作)や正座が難しくなった
◯長い時間立ったり歩いたりすることがつらくなった
◯階段、車、バスの乗り降りに手すりが必要になった
◯脚の付け根の違和感
◯股関節のだるさ
◯動きはじめの股関節の痛み
2つ以上、当てはまる場合は当院へご相談ください
変形性股関節症の原因
一次性(原因不明)
・重量物の取り扱い作業
・肥満
・加齢
・二次性(何かの疾患から続いて起こる)
※こちらが大半を占めます※
下記の様な疾患に続いて起こります。
①寛骨臼形成不全
→「変形性股関節症」のほとんどは「臼蓋(きゅうがい)形成不全」が原因で発症します。股関節には、臼蓋という受け皿のような部分があり、大腿骨の先端の骨頭が臼蓋に納まるようになっています。
この臼蓋の形状が小さすぎるなど不完全なために、股関節に痛みを生じるのが「臼蓋形成不全」です。
「臼蓋形成不全」は臼蓋の形成が不完全によることで、大腿骨側の軟骨に摩擦が生じて軟骨が磨り減ります。その結果、股関節が変形して炎症が起きてしまいます。
自分が「臼蓋形成不全」であることに気づかずに年齢を重ね、中高年になって痛みがでる場合が多いです。
②発育性股関節形成不全(DDH)
→赤ちゃんの股関節が脱臼していたり、股関節が不安定になっている状態のことです。
③大腿骨頭寛骨臼インピンジメント
→サッカーやアイスホッケーなどのスポーツで深い股関節屈曲に伴い内転や内旋の複合的な運動を繰り返す事で発症します。
④Perthes(ペルテス)病
→子どもの大腿骨の頭の部分への血行が何らかの原因で阻害され、骨の壊死(骨の細胞が死んでしまうこと)がおこり、骨の強度が極端に弱くなり、放置しておくとつぶれて骨に変形が生じてしまう病気です。
⑤大腿骨頭壊死症
→大腿骨頭はもともと血管が少ないため、血流障害を起すと骨の壊死が引き起こされます。
この壊死した骨の部分が大きいと体重を支えきれなくなり、股関節骨頭が潰れてしまい痛みが出現します。
⑥外傷(ケガ)
脱臼や骨折などにより発症します。
股関節痛のクチコミ
ジール整骨院で実際に治療を受けられた方からのクチコミをご紹介します。
まとめ
変形性股関節症は症状が悪化するにつれて保存療法(手術しないで治療)をすることが難しくなってきます。
また、歩行時に痛みを伴いますので、日常生活に支障をきたします。
股関節が痛いため代償動作(股関節を庇う動作)として足を引きずるようになります。
そのことが原因で腰や膝など、別の怪我をしてします事もありますので、早めの治療をオススメします。
参考:【変形性膝関節症についてはコチラ】
変形性股関節症の治療
①超音波エコー
※超音波エコーは泉田院のみに設置しております。ご希望の方はお問合せください。
超音波エコーでは
・組織の炎症の有無
・筋肉や腱の動き
を確認することができます。
炎症がある場合は局所の積極的な治療を控えたり、アイシングをしたりなど効果的に治療をすすめることができます。
筋肉、腱の動きを確認することで、組織の癒着の有無や、筋肉を使えているかどうかを調べることができます。
治療の前後で状態がどう変化したかが分かりやすくなります。
超音波診断装置の詳細はこちらから
②超音波+電気治療
ジール整骨院では、物理療法として「超音波治療」と「電気治療」を同時に行えるコンビネーション治療器をご用意しております。
2つのエネルギーを同時にアプローチすることによって、より効果的に効率の良い治療が可能になります。
【超音波治療】
・慢性期
超音波治療器の温熱作用を用いて、関節包、靱帯、筋膜にアプローチします。
局所の血流増大や拘縮緩和の効果があり、機能改善が期待できます。
・急性期
超音波治療の非温熱作用(ミクロマッサージ作用)を用いて、炎症物質の抑制による鎮痛と、細胞の治癒促進の効果があります。
慢性期にも利用できます。
【電気治療】
・ハイボルテージ(高電圧低周波)
組織の深くまで届く電流刺激で、高い鎮痛効果や腫れを抑える効果があります。
・マイクロカレント(微弱電流)
毛細血管の血流を高め、発痛物質を除去します。細胞の代謝を上げ、組織の修復促進の効果があります。
・EMS
電気刺激で筋を動かし、血流改善と筋の柔軟性を回復する効果があります。
筋緊張の緩和をする場合は中程度の強さ、筋力増強をする場合は強出力で通電をおこないます。
当院の超音波・電気治療器具について詳しくはこちらから
③徒手療法
股関節のアライメント(骨のずれ)を調整します。
股関節が正しい範囲で動いているか確認し、股関節のはまり具合を調整します。
股関節だけでなく、体幹や膝、足関節の動きもチェックし治療を行います。
④テーピング
関節を動かしやすくしたり、筋肉を保護したりするためにテーピングを行うこともあります。
股関節に直接テーピングをすることよりも、股関節に負担をかけないように、膝や足にすることが多いです。
※皮膚がかぶれやすい方は、スタッフへご相談ください。
かゆみや違和感を感じられた際はすぐにはがしてください。
⑤運動指導
・ストレッチ
股関節の周囲の筋肉を緩め、リラックスさせます。股関節の位置が矯正されて、股関節が動きやすくなり、股関節の可動域が広がります。
・筋力トレーニング
ストレッチで股関節が動きやすくなれば、筋力トレーニングを行います。
股関節の周囲や太もも、お尻の筋肉を動かすことで、股関節を支えるための筋力をつけていきます。
股関節の中の炎症が強くならないよう、運動強度は施術者が様子を伺いながら行います。筋力トレーニングは継続することが重要です。
ジール整骨院では、やり方を忘れず、実践しやすいという考えから、ストレッチやエクササイズのやり方を患者さまのスマホで撮影していただくことを推奨しております。
やってみたいストレッチやエクササイズがありましたら、お気軽にスタッフまでご相談ください。