腓骨筋腱炎
腓骨筋腱炎の症状と治療
- 岡山ジール整骨院
- 岡山腓骨筋腱炎
- 岡山足首の痛み
- 岡山足首の痛み整体
- 岡山足首の痛み整骨院
腓骨筋腱炎のチェックリスト
- 膝関節外側から外くるぶしの痛み
- 圧痛(押すと痛む)
- 腫れ
- 運動翌日動きはじめに痛む
- 着地動作で痛む
腓骨筋腱炎の原因
・過剰な外重心
・踵が外に倒れている
・サイドステップの多い競技
・腓骨筋群の伸張性不足
・小指外転筋の機能低下
・立脚側への側方変位
すねの外側にはつま先をを下に向ける働きの
・長腓骨筋
・短腓骨筋
2つの筋肉があります。
2つの筋が外くるぶしの後ろを通るところで摩擦が起きて痛みがでます。
また、外くるぶしを通過した後に腓骨筋腱は踵骨(かかとの骨)の外側あたりで腓骨筋腱の走行が急に折れ曲がる状態になり、摩擦が強くなりここでも痛みがでます。
慢性症状の場合は腓骨筋腱と周辺組織との癒着により滑走性が低下する事でも痛みにつながります。
腓骨筋腱炎の治療
①超音波エコー
※超音波エコーは泉田院のみに設置しております。ご希望の方はお問合せください。
超音波エコーでは
・組織の炎症の有無
・筋肉や腱の動き
を確認することができます。
炎症がある場合は局所の積極的な治療を控えたり、アイシングをしたりなど効果的に治療をすすめることができます。
筋肉、腱の動きを確認することで、組織の癒着の有無や、筋肉を使えているかどうかを調べることができます。
治療の前後で状態がどう変化したかが分かりやすくなります。
②超音波+電気治療
ジール整骨院では、物理療法として「超音波治療」と「電気治療」を同時に行えるコンビネーション治療器をご用意しております。
2つのエネルギーを同時にアプローチすることによって、より効果的に効率の良い治療が可能になります。
【超音波治療】
・慢性期
超音波治療器の温熱作用を用いて、関節包、靱帯、筋膜にアプローチします。
局所の血流増大や拘縮緩和の効果があり、機能改善が期待できます。
・急性期
超音波治療の非温熱作用(ミクロマッサージ作用)を用いて、炎症物質の抑制による鎮痛と、細胞の治癒促進の効果があります。
慢性期にも利用できます。
【電気治療】
・ハイボルテージ(高電圧低周波)
組織の深くまで届く電流刺激で、高い鎮痛効果や腫れを抑える効果があります。
・マイクロカレント(微弱電流)
毛細血管の血流を高め、発痛物質を除去します。細胞の代謝を上げ、組織の修復促進の効果があります。
・EMS
電気刺激で筋を動かし、血流改善と筋の柔軟性を回復する効果があります。
筋緊張の緩和をする場合は中程度の強さ、筋力増強をする場合は強出力で通電をおこないます。
③徒手療法
・腓骨筋群の伸張性改善
・過剰な外側荷重の修正
・足関節の可動域をチェック→可動域を出す施術
④テーピング
足関節の動きをサポートするテーピングを行います。
※皮膚がかぶれやすい方は、スタッフへご相談ください。
かゆみや違和感を感じられた際はすぐにはがしてください。
⑤運動指導
・炎症期→足関節の軽い運動、体幹、股関節、膝関節のエクササイズ
・炎症期後→足関節ストレッチ、足関節エクササイズ
・再発予防→バランストレーニング、ジャンプ練習、スクワットなど
・競技に合わせた動きをチェックしフォームの改善
ジール整骨院では、やり方を忘れず、実践しやすいという考えから、ストレッチやエクササイズのやり方を患者さまのスマホで撮影していただくことを推奨しております。
やってみたいストレッチやエクササイズがありましたら、お気軽にスタッフまでご相談ください。
⑥インソールの作成
※別途インソール作成料をいただきます
足関節に負担がかからない足の形になるようにインソールを作成いたします。
患者さまひとりひとりに合わせてオーダーメイドいたします。
ご自身の足に合っていない靴を履いている方もいらっしゃるので靴選びもサポートさせていただきます。
まとめ
腓骨筋腱炎は主に外くるぶしあたりの痛みが出ます。
内くるぶし周囲が痛む場合は【後脛骨筋腱障害】が疑われます。
足首は体の土台となる部分で、痛みや動きの悪さを放置していると膝関節や股関節にも影響がありますので、早めの受診をおすすめします!