肩甲下筋の筋力低下
肩甲下筋の筋力低下の症状と治療方法
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肩甲下筋の筋力低下のチェックリスト
- 肩が上がらない
- 腕を上げると痛みを伴う
- 夜間痛がある
- 後ろのものを取ろうとすると痛む
肩甲下筋の筋力低下の原因
・加齢とともにインナーマッスルが衰えてしまう
・間違ったフォームでの投球動作
・肩関節に負担がかかるような不良姿勢
肩関節を安定化させる筋肉=腱板は4つ【棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋】あります。
肩甲下筋は上腕骨の前方に付着している筋肉です。
・重いものを持った時
・投球動作
・後ろのものを取ろうとした時
このような動作で痛めることもあります。
肩甲下筋がうまく機能しなくなると、肩関節内旋筋力低下、肩関節前方部痛、肩関節前方不安定性、上腕二頭筋長頭腱脱臼などが生じることもあります。
肩甲下筋の筋力低下の治療
1.急性期・慢性期に合わせた物理療法
ジール整骨院では、物理療法として「超音波治療」と「電気治療」を同時に行えるコンビネーション治療器をご用意しております。
2つのエネルギーを同時にアプローチすることによって、より効果的に効率の良い治療が可能になります。
【超音波治療】
・慢性期
超音波治療器の温熱作用を用いて、関節包、靱帯、筋膜にアプローチします。
局所の血流増大や拘縮緩和の効果があり、機能改善が期待できます。
・急性期
超音波治療の非温熱作用(ミクロマッサージ作用)を用いて、炎症物質の抑制による鎮痛と、細胞の治癒促進の効果があります。
慢性期にも利用できます。
【電気治療】
・ハイボルテージ(高電圧低周波)
組織の深くまで届く電流刺激で、高い鎮痛効果や腫れを抑える効果があります。
・マイクロカレント(微弱電流)
毛細血管の血流を高め、発痛物質を除去します。細胞の代謝を上げ、組織の修復促進の効果があります。
・EMS
電気刺激で筋を動かし、血流改善と筋の柔軟性を回復する効果があります。
筋緊張の緩和をする場合は中程度の強さ、筋力増強をする場合は強出力で通電をおこないます。
2.保護・固定
肩甲骨のポジションが正しくなるようにテーピングを処方する場合もあります。
キネシオロジーテープという伸縮性のあるテープを使用します。
※皮膚がかぶれやすい方は、スタッフへご相談ください。
かゆみや違和感を感じられた際はすぐにはがしてください。
3.徒手療法・運動療法
肩甲下筋の筋力低下をみるためのリフトオフ検査を行います。
下図のような姿勢で腕を後ろに押してキープできれば肩甲下筋の筋力に問題はありません。
徒手療法として、
・肩甲骨の可動域向上→筋マッサージ、関節モビライゼーション
・肩甲上腕関節の靭帯可動性の向上→関節モビライゼーション
運動療法として、
・肩甲下筋の筋教育(エクササイズ)
・体幹トレーニング(ピラティスなど)
これらを行い、再度リフトオフテストを行って筋力の変化をみます。
まとめ
肩が上がらず、五十肩かもと来院されて肩甲下筋の筋力低下が原因のことはしばしばあります。
肩甲下筋の筋力低下が原因であれば早く改善できますので、気になる方は早めに受診してみてください。
参考:【肩痛のまとめはコチラ】