棘上靭帯炎のチェックリスト
- 背骨の真ん中に痛み
- 腰を曲げると痛みが増す
- お尻の痛みやだるさ
- 長時間腰を曲げた後伸ばしにくい
棘上靭帯炎の原因|岡山市・倉敷市ジール整骨院
・急性損傷
→腰を曲げる仕事などをしている時に外からの圧力を受けると、急に腰の棘上靭帯に力がかかり、棘上靭帯が損傷・断裂します。
・慢性疲労損傷
→長期間腰を曲げる仕事などをしていると、棘上靭帯は頻繁に引き伸ばされてしまい、徐々に水腫・炎症・癒着が生じます。
また靭帯は退行性変化(年齢とともにもろくなる)が生じ、弾力性が低下するため、腰を曲げる時に損傷、疲労損傷を起こしやすくなります。
棘上靭帯炎の治療|岡山市・倉敷市ジール整骨院
①超音波エコー
※超音波エコーは泉田院のみに設置しております。ご希望の方はお問合せください。
超音波エコーでは
・組織の炎症の有無
・筋肉や腱の動き
を確認することができます。
炎症がある場合は局所の積極的な治療を控えたり、アイシングをしたりなど効果的に治療をすすめることができます。
筋肉、腱の動きを確認することで、組織の癒着の有無や、筋肉を使えているかどうかを調べることができます。
治療の前後で状態がどう変化したかが分かりやすくなります。
②超音波+電気治療
ジール整骨院では、物理療法として「超音波治療」と「電気治療」を同時に行えるコンビネーション治療器をご用意しております。
2つのエネルギーを同時にアプローチすることによって、より効果的に効率の良い治療が可能になります。
【超音波治療】
・慢性期
超音波治療器の温熱作用を用いて、関節包、靱帯、筋膜にアプローチします。
局所の血流増大や拘縮緩和の効果があり、機能改善が期待できます。
・急性期
超音波治療の非温熱作用(ミクロマッサージ作用)を用いて、炎症物質の抑制による鎮痛と、細胞の治癒促進の効果があります。
慢性期にも利用できます。
【電気治療】
・ハイボルテージ(高電圧低周波)
組織の深くまで届く電流刺激で、高い鎮痛効果や腫れを抑える効果があります。
・マイクロカレント(微弱電流)
毛細血管の血流を高め、発痛物質を除去します。細胞の代謝を上げ、組織の修復促進の効果があります。
・EMS
電気刺激で筋を動かし、血流改善と筋の柔軟性を回復する効果があります。
筋緊張の緩和をする場合は中程度の強さ、筋力増強をする場合は強出力で通電をおこないます。
③徒手療法
重要なのは姿勢矯正です。
腰が丸まっている姿勢は棘上靭帯がより伸ばされてしまい、負担になるからです。
ハムストリングス、殿筋、腹筋などの筋マッサージ、リリース、ストレッチを行います。
④テーピング
キネシオロジーテープという、伸縮性のあるテープを使ってテーピングを処方します。
棘上靭帯の保護や、腰をスムーズに動かしやすくする効果があります。
※皮膚がかぶれやすい方は、スタッフへご相談ください。
かゆみや違和感を感じられた際はすぐにはがしてください。
⑤運動指導
腰部を良い姿勢で安定させる筋肉→多裂筋、背筋などのエクササイズを指導いたします。
ジール整骨院では、やり方を忘れず、実践しやすいという考えから、ストレッチやエクササイズのやり方を患者さまのスマホで撮影していただくことを推奨しております。
やってみたいストレッチやエクササイズがありましたら、お気軽にスタッフまでご相談ください。
⑥固定装具
コルセットを用いて腰を固定し、安定させます。
使用したほうが良い例とそうでない例がありますので、スタッフが提案させていただきます。
まとめorさいごに|岡山市・倉敷市ジール整骨院
ひとまとめに腰痛といっても、痛む場所だけでもさまざまです。
棘上靭帯炎は、背骨の真ん中(真上)が痛み、押すとズキッと痛むのが特徴です。
前かがみになって作業する方、前かがみで作業していて急に腰が痛くなった方、棘上靭帯炎が疑われますのでご相談くださいね。
参考:【腰痛まとめはコチラ】