むちうち(頚椎捻挫)
むちうちの症状と治療
むちうちの症状
むちうちのチェックリスト
- 首の痛み
- 上を向くと痛い
- 肩が重い
- 頭痛
- 吐き気
- 腕に力が入りにくい
むちうちの原因
むちうち(頚椎捻挫)とは、追突や衝突などの交通事故によって後方や側方からの追突により頚椎が大きく揺れることにより発生する、頚部外傷の局所症状の総称です。
最も多いのは後ろからの追突事故です。
追突の衝撃で、首が上を向くような動きをされることで、首の前側の筋肉が過剰に伸ばされます。
さらに、首の後ろの組織は潰されるようなストレスが加わり、痛みを出します。
これはむちうちの中でも『頚椎椎間関節炎』と言う診断を下すことが多いです。
また事故の際に「相手の車に気づいたか否か?」これが予後に関係をする事が多いですので、必ずヒアリングをするようにします。
後からの車に気づいている場合ですと、首に力を入れる事が出来る為、頸部の伸展強制が少なくなりますので、個人差はありますが、予後が比較的良好です。
むちうちの病態
むちうち(外傷性頚部症候群、頚椎捻挫)は、
特に交通事故などの場合、どちらの方向から追突されたかで痛める場所が変わります。
【後からの追突の場合】
この場合は、はじめに頚部の過度の伸展(上を向く動き)が強制されます。
これにより頚部前面の筋肉が損傷しやすくなります。
また頚椎椎間関節(首の骨の後ろ側の関節)の炎症が誘発されやすい事が考えられます。
筋肉でいうと、斜角筋、広頸筋、胸鎖乳突筋、あたりを痛めやすいです。
【横からの衝突の場合】
この場合は、頭部が横に振られることになります。
これにより頚部側面の筋肉の損傷が起きやすくなります。
また、頚椎椎間関節の炎症が起きてしまう可能性もあります。
筋肉でいうと、僧帽筋上部線維、肩甲挙筋、板状筋あたりを痛めやすいです。
むちうちの治療
【超音波治療器】
超音波・Hi-Volt・EMS・マイクロカレントなどのエネルギーを同時に組み合わせることで相乗効果を発揮する治療です。幅広い多彩な治療効果が期待できます。スポーツ選手やトレーナーからも高い治療効果と評価を受けている、今一番話題の特別な最新の治療法です。スポーツ外傷専門治療、 捻挫・打撲など急性期外傷に効果絶大です。
〈治療効果〉
・疼痛の緩和
・微小マッサージ作用による温熱効果
・筋肉痛及び関節痛の軽減
・鎮痛及び筋萎縮改善
超音波診断装置の詳細はこちらから
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〈治療効果〉
・疼痛の緩和
・微小マッサージ作用による温熱効果
・筋肉痛及び関節痛の軽減
・鎮痛及び筋萎縮改善
【テーピング】
テーピングの効果は関節を固定する作用、筋肉をサポート、血流の増進効果、可動域の拡大の効果が期待できます。
【施術】
当院の治療は『組織学的問題』、『力学的問題』の2点に狙いを絞り治療を進めていきます。
組織学的問題:痛みを出している組織のこと。
力学的問題:痛みを引き起こす原因を見つけること。
特に膝関節を治療する多く医療機関は変形にこだわり過ぎていることが多く、実際は歩行時の力学的ストレス、筋出力の問題、組織の滑走性の原因がほとんどです。
これらを当院では徒手検査、エコー、歩行分析、筋力チェックを行いながら根拠のある治療法を目指しております。
まとめorさいごに
むちうちは日常生活でも起こりますが、交通事故後に多く発症することが多いです。交通事故後のむちうちは場合によっては後遺障害認定を受けるほど状態の悪い方もおられますので、事故の程度に関係なく一度専門の医療機関への受診をオススメします。