離断性骨軟骨炎(OCD)
離断性骨軟骨炎(OCD)の症状と治療|岡山市・倉敷市ジール整骨院
- 岡山肘が痛い
- 岡山肘の痛み
- 岡山肘整体
- 岡山肘整骨院
- 岡山野球整体
- 岡山野球整骨院
- 岡山野球肘
離断性骨軟骨炎(OCD)の症状|岡山市・倉敷市ジール整骨院
肘関節の外側の痛み、運動時痛、肘関節の可動域制限が生じます。
遊離期に進行すると関節内遊離体(関節ねずみ:関節内で移動する骨軟骨片)による肘関節の引っ掛かり感やロッキング(自動屈曲・伸展ができなくなる状態)が生じることがあります。
離断性骨軟骨炎(OCD)のチェックリスト
- 投球時に肘の外側が痛い
- 肘の動かしにくさがある
- 肘の外側を押すと痛む
離断性骨軟骨炎(OCD)の原因|岡山市・倉敷市ジール整骨院
球技(特に野球)などにより繰り返される肘へのストレスや、外傷により軟骨の下の骨に負荷がかかる事が原因と考えられています。
血流障害により軟骨下の骨が壊死すると、骨軟骨片が分離し、進行すると関節内に遊離してしまいます。
離断性骨軟骨炎(OCD)の治療|岡山市・倉敷市ジール整骨院
※離断性骨軟骨炎(OCD)が疑われる場合は速やかに整形外科受診をお願いしております。
患部の安静が必要です。医師の許可が出るまでは肘に負担のかかる運動は避けます。
初期(透亮期)では6ヶ月~1年の投球を禁止し、単純レントゲン検査で継時的に評価していきます。
保存療法により単純レントゲン画像上改善がみられない、進行期、軟骨欠損が大きい症例では手術となります。
※以下は離断性骨軟骨炎(OCD)治癒後の肘の痛み、違和感、動かしにくさなどの治療方法です。
①超音波エコー
※超音波エコーは泉田院のみに設置しております。ご希望の方はお問合せください。
超音波エコーでは
・組織の炎症の有無
・筋肉や腱の動き
を確認することができます。
炎症がある場合は局所の積極的な治療を控えたり、アイシングをしたりなど効果的に治療をすすめることができます。
筋肉、腱の動きを確認することで、組織の癒着の有無や、筋肉を使えているかどうかを調べることができます。
治療の前後で状態がどう変化したかが分かりやすくなります。
②超音波+電気治療
ジール整骨院では、物理療法として「超音波治療」と「電気治療」を同時に行えるコンビネーション治療器をご用意しております。
2つのエネルギーを同時にアプローチすることによって、より効果的に効率の良い治療が可能になります。
【超音波治療】
・慢性期
超音波治療器の温熱作用を用いて、関節包、靱帯、筋膜にアプローチします。
局所の血流増大や拘縮緩和の効果があり、機能改善が期待できます。
・急性期
超音波治療の非温熱作用(ミクロマッサージ作用)を用いて、炎症物質の抑制による鎮痛と、細胞の治癒促進の効果があります。
慢性期にも利用できます。
【電気治療】
・ハイボルテージ(高電圧低周波)
組織の深くまで届く電流刺激で、高い鎮痛効果や腫れを抑える効果があります。
・マイクロカレント(微弱電流)
毛細血管の血流を高め、発痛物質を除去します。細胞の代謝を上げ、組織の修復促進の効果があります。
・EMS
電気刺激で筋を動かし、血流改善と筋の柔軟性を回復する効果があります。
筋緊張の緩和をする場合は中程度の強さ、筋力増強をする場合は強出力で通電をおこないます。
③徒手療法
痛みや違和感、動かしにくさの原因となる筋肉の硬さをとる筋マッサージを行います。
肘関節は肩関節や手関節の影響を受けやすいので、肩や手首の動きをチェックして、動きが悪くなっていればそちらも治療いたします。
④テーピング
キネシオロジーテープという、伸縮性のあるテープを使ってテーピングを処方します。
肘の動きをサポートしたり、皮下組織の滑走性(すべり)を良くすることができます。
※皮膚がかぶれやすい方は、スタッフへご相談ください。
かゆみや違和感を感じられた際はすぐにはがしてください。
⑤運動指導
症状改善のためのストレッチやエクササイズを指導いたします。
特に野球など球技スポーツをしている方は、フォーム改善も重要です。
ジール整骨院では、やり方を忘れず、実践しやすいという考えから、ストレッチやエクササイズのやり方を患者さまのスマホで撮影していただくことを推奨しております。
やってみたいストレッチやエクササイズがありましたら、お気軽にスタッフまでご相談ください。
まとめorさいごに|岡山市・倉敷市ジール整骨院
離断性骨軟骨炎の初期は痛みや可動域制限といった自覚的症状が出にくいことが特徴です。
病院を受診して、安静を支持された場合は必ず従ってください。
無理にスポーツを続けていると、より悪化します。
離断性骨軟骨炎治療後に、肘まわりの痛み、違和感、動かしにくさなどの症状がありましたら、当院へご相談ください。
参考:【肘の痛みまとめはコチラ】