椎間板性腰痛
椎間板性腰痛の症状と治療
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椎間板性腰痛のチェックリスト
- 前かがみになると痛む
- 長時間座ると痛む
- 座ったままの前屈で痛む
- 重い物を持つと痛む
椎間板性腰痛の原因
腰椎椎間板性腰痛は、腰椎の椎間板が痛みの原因となって起こります。
腰椎椎間板は、過度に圧迫されたり、ねじられたり、繰り返しの負担がかかることで外側の線維輪が損傷してしまいます。
腰椎に負担がかかるのは、1番は腰を曲げた姿勢です。
特に、座って背中を丸めるような姿勢では椎間板にかかる圧力が最大になると言われています。
長時間座ったままの姿勢でいたり、前屈した姿勢で重いものを持ち上げようとしたりすると、椎間板にはストレスがかかることになり痛みがでます。
体幹筋(腹筋や背筋など)は椎間板に加わるストレスを分散させます。
この体幹筋の筋力が不十分であったり、バランスが崩れていると、椎間板への負担が分散されません。
また、股関節周囲筋の柔軟性が低下していると、脚の動きに伴って骨盤が過剰に動き、椎間板への負担が増えます。
猫背の姿勢をとっていたり、中腰で作業を続けるなど姿勢も強く影響します。
椎間板性腰痛の治療
①超音波エコー
※超音波エコーは泉田院のみに設置しております。ご希望の方はお問合せください。
超音波エコーでは
・組織の炎症の有無
・筋肉や腱の動き
を確認することができます。
炎症がある場合は局所の積極的な治療を控えたり、アイシングをしたりなど効果的に治療をすすめることができます。
筋肉、腱の動きを確認することで、組織の癒着の有無や、筋肉を使えているかどうかを調べることができます。
治療の前後で状態がどう変化したかが分かりやすくなります。
②超音波+電気治療
ジール整骨院では、物理療法として「超音波治療」と「電気治療」を同時に行えるコンビネーション治療器をご用意しております。
2つのエネルギーを同時にアプローチすることによって、より効果的に効率の良い治療が可能になります。
【超音波治療】
・慢性期
超音波治療器の温熱作用を用いて、関節包、靱帯、筋膜にアプローチします。
局所の血流増大や拘縮緩和の効果があり、機能改善が期待できます。
・急性期
超音波治療の非温熱作用(ミクロマッサージ作用)を用いて、炎症物質の抑制による鎮痛と、細胞の治癒促進の効果があります。
慢性期にも利用できます。
【電気治療】
・ハイボルテージ(高電圧低周波)
組織の深くまで届く電流刺激で、高い鎮痛効果や腫れを抑える効果があります。
・マイクロカレント(微弱電流)
毛細血管の血流を高め、発痛物質を除去します。細胞の代謝を上げ、組織の修復促進の効果があります。
・EMS
電気刺激で筋を動かし、血流改善と筋の柔軟性を回復する効果があります。
筋緊張の緩和をする場合は中程度の強さ、筋力増強をする場合は強出力で通電をおこないます。
③徒手療法
腰の骨に負担がかからないような姿勢にするための姿勢矯正を行います。
腰だけでなく、特に脚の筋肉の柔軟性も重要なので筋マッサージなどでほぐします。
④テーピング
キネシオロジーテープという、伸縮性のあるテープを使ってテーピングを処方します。
腰の筋肉を保護したり、腰をスムーズに動かしやすくする効果があります。
※皮膚がかぶれやすい方は、スタッフへご相談ください。
かゆみや違和感を感じられた際はすぐにはがしてください。
⑤運動指導
特に椎間板性腰痛では、足の後ろ側の筋肉が硬くなっている方が多いです。
ご自宅でもできるストレッチをご紹介します。
また、腰にかかる負担を減らすために、体幹や脚の筋肉のエクササイズを行います。
徐々に筋肉がついてきて腰周りが安定します。
ジール整骨院では、やり方を忘れず、実践しやすいという考えから、ストレッチやエクササイズのやり方を患者さまのスマホで撮影していただくことを推奨しております。
やってみたいストレッチやエクササイズがありましたら、お気軽にスタッフまでご相談ください。
⑥固定装具
コルセットを用いて腰を固定し、安定させます。
使用したほうが良い例とそうでない例がありますので、スタッフが提案させていただきます。
【腰用コルセット(ソフトタイプ)の詳細はこちら】
【腰用コルセット(ハードタイプ)の詳細はこちら】
【骨盤ベルトの詳細はこちら】
まとめ
慢性腰痛の方にも多い印象があります。
お仕事で中腰が多かったり重い物を持ったりする方で「腰痛持ちだから」とあきらめず、一度ご相談ください。
参考:【腰痛まとめはコチラ】