腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアの症状と治療
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腰椎椎間板ヘルニアの症状
急激な腰の痛みが襲う場合と、徐々に痛みが増していく場合と2タイプあります。また腰の痛みだけでなく、脚のしびれや痛み、感覚の麻痺も現れます。
腰椎椎間板ヘルニアでは
・寝ていると楽
・前かがみになると悪化する
・片方の脚にしびれがある(両脚に症状が出ることもありますが多くは片方です)
・お尻のしびれ
の症状が多く訴えられます。
腰椎椎間板ヘルニアのチェックリスト
◯病院で腰椎椎間板ヘルニアと診断された
◯腰の痛み
◯お尻のしびれ
◯足のだるさ
◯脚全体のしびれ
◯朝起きたとき腰が固まった感じ
◯歩く、立つ、座るなどの動作が苦痛
◯寝ていると楽
◯前かがみになると悪化する
◯片方の脚にしびれ
腰椎椎間板ヘルニアの原因
腰椎(腰の骨)は5つあり、骨と骨の間のクッション部分を椎間板といいます。
椎間板に圧力が加わると後方部分の神経を圧迫しお尻〜足に痛み・しびれがでます。
しびれの症状は、お尻〜足にかけて出ますが、
・痛みのみ
・しびれのみ
・痛み+しびれ
など様々な症状の出かたをします。
椎間板に負荷がかかる動きは前屈動作です。実際に腰椎椎間板ヘルニアになった方の多くが、前かがみをした時にお尻〜足にかけて痛み・しびれを訴えています。
※激しい激痛を伴う場合は椎間板自体の炎症を起こしてますので前屈、後屈どちらも痛みを伴います。
日常生活での原因は、
・前屈みで荷物を持つ
・長時間の運転
・体をねじる運動をよくする
等が考えられます。
腰椎椎間板ヘルニアの検査
①SLRテスト(下肢挙上テスト)
あお向けになり、膝を伸ばしたままゆっくりと足を上げると足に痛みやしびれが出るか
②拇指筋力テスト
・足の親指が上に反らせるか
・足首を内返しできるか
・足首を外返しできるか
③下肢の感覚テスト
皮膚の感覚に違和感や左右差がある場合は、神経症状を疑う必要があります。ただし、腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛との鑑別が必要です。
これらの検査や、痛みしびれの範囲や場所を調べることにより、腰椎の何番目でヘルニアが起きているかを予想することができます。
まとめ
腰椎椎間板ヘルニアを放っておくと、痛みが激しく歩くこともできなくなる場合や、悪化しなくても症状が長く続き治癒が遅くなることがあります。
また、椎間板から髄核が押し出されて神経を圧迫し、慢性的な痛みになってしまうこともありますので、早めに治療を開始することが大切です。
腰~お尻~脚のしびれや痛みを感じられている方は一度ご相談ください。
参考:【腰痛まとめはコチラ】
腰椎椎間板ヘルニアの詳しい治療
※頚腰椎椎間板ヘルニアが疑われる場合は、一度病院をご紹介します。
X線、CT、MRIなどによって詳しく調べていただきます。
①超音波エコー
※超音波エコーは泉田院のみに設置しております。ご希望の方はお問合せください。
超音波エコーでは
・組織の炎症の有無
・筋肉や腱の動き
を確認することができます。
炎症がある場合は局所の積極的な治療を控えたり、アイシングをしたりなど効果的に治療をすすめることができます。
筋肉、腱の動きを確認することで、組織の癒着の有無や、筋肉を使えているかどうかを調べることができます。
治療の前後で状態がどう変化したかが分かりやすくなります。
超音波診断装置の詳細はこちらから
②超音波+電気治療
ジール整骨院では、物理療法として「超音波治療」と「電気治療」を同時に行えるコンビネーション治療器をご用意しております。
2つのエネルギーを同時にアプローチすることによって、より効果的に効率の良い治療が可能になります。
【超音波治療】
・慢性期
超音波治療器の温熱作用を用いて、関節包、靱帯、筋膜にアプローチします。
局所の血流増大や拘縮緩和の効果があり、機能改善が期待できます。
・急性期
超音波治療の非温熱作用(ミクロマッサージ作用)を用いて、炎症物質の抑制による鎮痛と、細胞の治癒促進の効果があります。
慢性期にも利用できます。
【電気治療】
・ハイボルテージ(高電圧低周波)
組織の深くまで届く電流刺激で、高い鎮痛効果や腫れを抑える効果があります。
・マイクロカレント(微弱電流)
毛細血管の血流を高め、発痛物質を除去します。細胞の代謝を上げ、組織の修復促進の効果があります。
・EMS
電気刺激で筋を動かし、血流改善と筋の柔軟性を回復する効果があります。
筋緊張の緩和をする場合は中程度の強さ、筋力増強をする場合は強出力で通電をおこないます。
当院の超音波・電気治療器具について詳しくはこちらから
③徒手療法
腰の骨に負担がかからないような姿勢にするための姿勢矯正を行います。
腰だけでなく、特に脚の筋肉の柔軟性も重要なので筋マッサージなどでほぐします。
④テーピング
キネシオロジーテープという、伸縮性のあるテープを使ってテーピングを処方します。
腰の筋肉を保護したり、腰をスムーズに動かしやすくする効果があります。
※皮膚がかぶれやすい方は、スタッフへご相談ください。
かゆみや違和感を感じられた際はすぐにはがしてください。
⑤運動指導
特に腰椎椎間板ヘルニアでは、足の筋肉が硬くなっている方が多いです。ご自宅でもできるストレッチをご紹介します。
腰にかかる負担を減らすために、体幹や脚の筋肉のエクササイズを行います。徐々に筋肉がついてきて腰周りが安定します。
ジール整骨院では、やり方を忘れず、実践しやすいという考えから、ストレッチやエクササイズのやり方を患者さまのスマホで撮影していただくことを推奨しております。
やってみたいストレッチやエクササイズがありましたら、お気軽にスタッフまでご相談ください。
⑥固定装具
コルセットを用いて腰を固定し、安定させます。
使用したほうが良い例とそうでない例がありますので、スタッフが提案させていただきます。
詳しくはこちらから