年齢:35歳 性別:女性 職業:トリマー
【傷病名】
ドゥケルバン病
【主訴】
トリマーとして働き始めて1ヶ月経つのだが、ハサミを持ってカットを
していると右手首が痛くなってくる。
少し休むと良くなってまた再開をしていたのだが、ここ1週間はカット動作以外にも
ズボンを上げる動きや雑巾がけなどでも痛みが出始めた為、来院。
病院では腱鞘炎と診断されてサポーターを処方された。
【検査】
フィンケルシュタインテスト(++)
橈骨茎状突起周辺に圧痛所見
指伸筋を中心に伸筋群の緊張が顕著に出ている。
右手関節は健側と比較して尺屈位を呈している。
【施術】
指伸筋を単軸上に滑走操作
第一区画の筋群2つを痛みの無い範囲でストレッチング
手関節を掌側・橈側にモビライゼーション
【再検査】
フィンケルシュタインテスト10→5
一ヶ月の指伸筋のストレッチング
また第一区画を構成する筋群のストレッチング
をホームエクササイズとして行うことで痛み消失
【考察】
まず指伸筋の緊張が強く、深層で第一区画を構成する筋群が深層で
スムーズに滑走出来ていなかった可能性がある。
表層の緊張を緩和させた後に、ハサミを持つ動作に必要なだけの
第一区画の筋群の伸張性を獲得させる為ストレッチングを実施した。
結果的に摩擦が減り、症状が寛解した。
岡山市南区泉田院
岡山市中区東山院
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