年齢:75歳 性別:男性 職業:無職
【傷病名】
右中殿筋筋性疼痛
【主訴】
朝に散歩をしているのだが15分くらい歩くと右の殿部に痛みが出てくる
殿部のストレッチなどをするとすこし楽になり、また歩き始めるような
状態を繰り返している。
病院では脊柱管狭窄症と診断された。
【検査】
腰部伸展(ー)SLR(±)
自転車に乗ると楽?という質問に対して全くそんなことはないとの事
アライメント:フラットバック
骨盤は右にSWAY、体幹は左に側屈している
歩行分析により立脚相全体を通して右の外側のモーメントが大きいことを確認
圧痛は右の中殿筋後部繊維
オーバーズテストR(++)L(+)
【施術】
右の中殿筋後部、腸脛靭帯のストレッチング
右の立方骨挙上誘導
胸郭挙上ストレッチング
鏡を使った片脚立位エクササイズ
骨盤を左、体幹を右に側屈するエクササイズを指導
【再検査】
1ヶ月のセルフケアと治療で症状は寛解。
長時間歩いても殿部の症状はほとんど無い。
【考察】
体幹と骨盤のスタティックな形状を保ったまま、右の立脚相に入っていくため
右の中殿筋後部に求められるモーメントが大きくなり、同部位の筋性疼痛が
生じていた。
その為、骨盤を左、体幹を右に側屈するエクササイズ(逆打ちの動きのエクササイズ)
と右の大腿外側の伸張性不足を解消すること。
またボディイメージが破綻しているので鏡を使った荷重エクササイズも有効である。
岡山市南区泉田院
岡山市中区東山院
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