後十字靭帯損傷の検査方法をご紹介します。
ラックマンテスト(後方):膝を軽く曲げた状態で脛骨を後方へ押し、後十字靭帯の緩みや不安定性を確認します。
後方引き出しテスト:膝を90度に曲げた状態で脛骨を後方に押し、後十字靭帯の損傷の有無を評価します。
ダイアルテスト:膝を90度と30度に曲げた状態で下腿を外旋させ、後外側の不安定性を調べます。
ジール整骨院では、検査法をさらに細かく分けて行うこともあります。
例えば、後方引き出しテストを
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膝を軽く曲げた状態
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膝を深く曲げた状態
など、角度を変えて行うことで、どの動作で痛みや不安定感が強くなるのかを分析しています。
これらの検査により、痛みの原因が他の疾患ではないことを確認しつつ、施術の方針を決定していきます。