足関節果部骨折｜岡山市南区・中区ジール鍼灸整骨院

足関節果部骨折の症状は、骨折の度合い（1度・2度・3度）によって異なります。

1度骨折（軽度）: 軽いひびや微細な骨折が生じた状態で、足首に軽い痛みや腫れが見られます。歩行は可能ですが、違和感を感じることがあり、長時間の立位や歩行で痛みが増すことがあります。

2度骨折（中度）: 骨の一部が明らかに損傷し、足関節の安定性が低下します。腫れや内出血が顕著になり、体重をかけると強い痛みを感じることが多くなります。無理に歩くと痛みが悪化し、関節の動きが制限されることがあります。

3度骨折（重度）: 骨が完全に折れて位置がずれる状態で、足関節の支持力が著しく低下します。足首が大きく腫れ、痛みが強く、歩行が困難になることもあります。放置すると関節の変形や機能障害を引き起こす可能性があるため、早急な治療が必要です。

足関節果部骨折とは？

足関節果部骨折とは、足首の内側または外側のくるぶし（果部）が骨折する状態を指します。足首は脛骨（すねの骨）と腓骨（外側の細い骨）、そして距骨（足の甲の骨）によって構成されており、これらの骨が何らかの強い衝撃を受けることで骨折が発生します。

足関節果部骨折の主な原因

① 足首への過度な捻り（捻挫の延長）
スポーツや日常生活での転倒、段差での踏み外しなどにより、足首を強くひねることで骨折が起こります。特に、バスケットボールやサッカーなどの方向転換やジャンプ動作を伴うスポーツでは発生リスクが高まります。

② 外部からの強い衝撃
交通事故や高所からの転落など、足首に直接大きな力が加わることで骨折するケースもあります。

足関節果部骨折の回復時期について

骨折の程度や治療方法によって回復期間は異なります。軽度な骨折の場合、ギプス固定で約6～8週間の安静が必要ですが、重度な場合は手術が必要になることもあります。骨が癒合した後は、リハビリを通じて足関節の可動域を回復させ、再発防止のための筋力トレーニングを行うことが重要です。

足関節果部骨折の検査方法をご紹介します。

1. 外果・内果の圧痛テスト
足首の外側（外果）や内側（内果）を軽く押し、痛みの有無を確認します。骨折がある場合、強い圧痛が見られることが多く、腫れや内出血も伴うことがあります。

2. 転位テスト（足関節ストレステスト）
足関節を内側または外側に傾けながらストレスを加え、骨折の有無や靭帯の損傷の可能性を評価します。特に外果骨折では、足を内側にひねる動作で痛みが増すことが特徴です。

3. 足関節の安定性テスト
足関節を様々な方向に動かしながら、不安定性の有無を確認します。例えば、足関節を上方向に引くことで脛腓関節の緩みを評価し、骨折の影響を判断します。

ジール整骨院での検査アプローチ

ジール整骨院では、検査法をさらに細かく分けて行い、痛みや不安定感がどの動作で強くなるのかを分析します。

例えば、圧痛テストでは

• 通常の立位での圧痛確認

• 足関節を動かしながらの圧痛確認

といったように、異なるポジションで検査を行い、骨折の状態を詳細に評価します。

これらの検査により、痛みの原因が他の疾患ではないことを確認しつつ、施術の方針を決定していきます。

ジール整骨院 泉田院には、県内でも数少ない超音波画像診断装置(エコー)を設置しております。
外からは見ることのできない、筋肉のうごき、炎症の有無を知ることができます。

コンビネーション治療器/PNF/鍼灸/徒手療法/足つぼヘッドスパ/EMS(エイトレ)/サポート器具(コルセット等)/テーピングなど、最適な方法で施術をいたします。また施術を進める中で、患者さん一人ひとりの生活スタイルや症状に合わせたプランを提供し、早期の回復を目指します。

ジール整骨院にはコンビネーション治療器というものがあります。主に炎症を抑えたり、痛みを減らすための機械です。（非温熱作用：通称ミクロマッサージ）
電気治療も同時に使用できるところが強みで、痛みの緩和と組織の修復を早める治療方法です。（ハイボルテージ・マイクロカレント）
症状が出はじめてから数日〜数週間は、電気治療も併用した治療が非常に効果的です。より早い組織の修復が期待できます。

ジール整骨院では『REHASAKU(リハサク)』というシステムを導入し、セルフケアのお手伝いをしています。セルフケアは痛みの回復を早めるだけでなく、健康を維持するのにも重要です。
動画でストレッチやエクササイズを見ることができ、施術後の痛みの変化をスタッフに通知することも可能です。
これをきっかけにライフスタイルの一部にマッサージやストレッチ、適度な運動を取り入れてみてください。お客様がお自宅でも安心してケアできるようアフターサービスにも力を入れています。