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テニス肘(外側上顆炎)|肘外側の痛み

2025-1-21

目次

テニス肘(外側上顆炎)

2025年テニス肘(外側上顆炎)肘の外側の痛みの最新の治療方法・施術方法につてい解説していきます。肘の外側に痛み、または違和感がある方は参考にしてください。

テニス肘とは?

テニス肘(外側上顆炎)とは・・・
肘の外側部分に痛みを引き起こす症状として知られるテニス肘。その名の通り、テニスのバックハンドストロークのような、手首を反らせて力を入れる動作を繰り返すことで発症しやすいことから名付けられました。しかし、テニスに限らず、日常の様々な動作が原因となることも多く、必ずしもテニスプレーヤーに特有の疾患ではありません。
 
特に、手首や肘を頻繁に使う仕事や家事をしている方は注意が必要です。例えば、工場で重い部品を扱ったり、建築現場で作業をしたりする方、デスクワークで長時間キーボードやマウスを操作する方などは、テニス肘を発症するリスクが高いと言えます。また、楽器演奏やスポーツなど、特定の動作を繰り返し行う方も、注意が必要です。
 
テニス肘は、初期段階では痛みを感じたり感じなかったりといった、比較的軽い症状で始まることが多いです。しかし、放置しておくと、痛みが増強したり、日常生活に支障をきたすほどに悪化したりする可能性があります。そのため、早期の段階で適切な治療を受けることが重要です。

テニス肘が起こる原因

テニス肘の主な原因は
テニス肘は、手首や指を動かす際に使用する筋肉や腱、特に短橈側手根伸筋、長橈側手根伸筋、総指伸筋などが過度に負担を受けることで発症します。これらの筋肉や腱は、肘の外側の骨(上腕骨外側上顆)に付着しており、手首を反らしたり、指を伸ばしたりする動作を担っています。
 
テニス肘を引き起こす要因は多岐にわたりますが、主に以下のものが挙げられます。
 
1. 繰り返しの動作
 ・職業性: 工場での組み立て作業、塗装作業、調理など、手首や肘を繰り返し使う職業に就いている方は、発症リスクが高まります。
 ・スポーツ: テニス、バドミントン、ゴルフなど、ラケットスポーツの選手に多く見られます。特に、バックハンドストロークのような、手首を反らせて力を入れる動作を繰り返すことで、肘に負担がかかります。
 ・家事: 掃除、料理など、日常の家事でも、手首や肘を酷使することでテニス肘を発症することがあります。
 
2. 不適切なフォーム
 ・スポーツ: スイングやフォームが間違っている場合、肘に余計な負担がかかり、テニス肘を悪化させる可能性があります。
 ・楽器演奏: ピアノやヴァイオリンなど、楽器演奏も、間違ったフォームで演奏を続けると、肘に負担がかかり、テニス肘の原因となることがあります。
 
3. 筋力や柔軟性の低下
 ・加齢: 加齢に伴い、筋肉や腱の柔軟性が低下し、外部からの衝撃を吸収する力が弱まることで、テニス肘になりやすくなります。
 ・運動不足: 運動不足により、筋肉が弱り、関節を安定させることができなくなることで、テニス肘の発症リスクが高まります。
 ・特定の筋肉の過度な使用: 特定の筋肉ばかりを酷使し、他の筋肉とのバランスが崩れると、負担が集中し、テニス肘を引き起こすことがあります。
 
4. その他の要因
 ・関節の構造的な問題: 肘関節の変形や、関節の軟骨の損傷などが原因となる場合もあります。
 ・全身的な疾患: 関節リウマチや痛風など、全身的な疾患が原因となる場合もあります。
 
これらの要因が複合的に作用し、肘の腱に慢性的な炎症が生じると、痛みや腫れ、運動機能の低下といった症状が現れます。テニス肘は、放置しておくと慢性化し、日常生活に支障をきたす可能性があるため、早期の治療が大切です。

テニス肘の症状とその特徴

テニス肘の症状と特徴は以下の通りです
・肘の痛みと動作との関連性
テニス肘の最も特徴的な症状は、肘の外側の痛みです。特に、物を持つ、つかむ、手首を動かすといった動作を行う際に痛みが増強するのが一般的です。例えば、
 
*ドアノブを回す
*コップを持つ
*パソコンのキーボードを打つ
*タオルを絞る
などの日常的な動作でも、痛みを感じることがあります。
 
・握力低下と日常生活への影響
テニス肘では、握力の低下も特徴的な症状の一つです。具体的には、
 
*瓶のふたが開けにくい
*ペンを握るのが辛い
*重い荷物を持てない
といったように、日常生活で手を使いこなすことが困難になる場合があります。握力の低下は、仕事や家事の効率を下げるだけでなく、精神的なストレスにもつながることがあります。
 
・腕全体の違和感と痛み
テニス肘の痛みは、必ずしも肘のみに限定されるわけではありません。肘から前腕にかけて、鈍い痛みや張り感を感じることもあります。また、痛みだけでなく、こわばりや痺れを感じる場合もあります。これらの症状は、炎症が広範囲に及んでいることを示唆している可能性があります。
 
・症状の進行と日常生活への影響
テニス肘の症状は、放置しておくと徐々に悪化し、日常生活に大きな影響を与えることがあります。初期の段階では、特定の動作をしたときだけ痛みを感じますが、症状が進行すると、安静時にも痛みを感じるようになり、夜間の睡眠を妨げられることもあります。
 
また、痛みを避けるために、無意識のうちに動作を制限してしまうことで、肩や首の痛みを伴うこともあります。
 
・早期治療の重要性
テニス肘は、早期に適切な治療を受けることで、症状の悪化を防ぎ、日常生活への影響を最小限に抑えることができます
 
治療を遅らせることで、以下のリスクが高まります。
 
★慢性化: 症状が長期化し、完治までに時間がかかる
★他の部位への痛み: 痛みを避けるために、他の関節に負担がかかり、新たな痛みが発生する。
★日常生活の質の低下: 痛みによって、仕事や家事、趣味など、日常生活の質が低下する。

テニス肘を改善するための治療法

症状の程度に応じて適切な治療
テニス肘は、適切な治療を行うことで、多くの場合改善が見込める疾患です。症状の程度や原因、患者さまの状態に合わせて、様々な治療法が組み合わされて行われます。
 
1. 保存療法
保存療法は、薬物を使わずに行う治療法で、初期のテニス肘や症状が比較的軽い場合に有効です。
 
・安静: 患部に安静を与えることで、炎症を抑え、痛みの軽減を目指します。
・アイシング: 氷嚢やアイスパックを用いて患部を冷やすことで、炎症を抑え、痛みを和らげます。
・ストレッチ: 肘周りの筋肉(多くの場合屈筋群です)を優しく伸ばすことで、筋肉の緊張を解き、血行を促進します。専門家による指導を受けることで、より効果的なストレッチを行うことができます。
・筋膜リリース: 筋肉を包んでいる膜である筋膜にアプローチすることで、筋肉の柔軟性を高め、痛みの改善を促します。
・鍼灸治療: 鍼や灸を用いて、経穴(ツボ)を刺激することで、痛みを軽減し、筋肉の緊張を解く効果が期待できます。
・PNF療法: プロプリオ感覚神経筋促通法の略で、筋肉の働きを最大限に引き出すことを目的とした治療法です。例えば伸筋群に対して筋力を取り戻す施術をします。
・サポーターの装着: テニス肘用のサポーターを装着することで、患部の動きを制限し、痛みを軽減することができます。

2. 物理療法
物理療法は、電気や熱などの物理的なエネルギーを用いて治療を行う方法です。
・EMS機器による筋肉の刺激: 電気刺激を用いて筋肉を収縮させ、筋力強化を促します。
・超音波治療: 高周波の振動波を用いて、深部の組織まで熱を伝導し、血流を改善し、痛みの軽減を促します。

3. その他の治療法
・薬物療法: 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などの内服薬や外用薬を用いて、痛みや炎症を抑えることがあります。
・注射療法: ステロイド注射やヒアルロン酸注射など、患部に直接薬剤を注射することで、痛みを迅速に改善させることがあります。
・手術療法: 保存療法や他の治療法で効果が見られない場合、手術が検討されることがあります。

医療機関へのご紹介
当院では、患者さまの状態に合わせて、最適な治療法をご提案いたします。しかし、症状が重篤な場合や、他の疾患が疑われる場合は、整形外科などの専門医療機関にご紹介させていただくことがあります。
 
治療期間と注意点
テニス肘の治療期間は、症状の程度や個人の回復力によって異なります。数週間から数ヶ月かかる場合もあります。
 
治療中も、日常生活において注意すべき点があります。
・セルフケア: 腕はどうしても使う場所なのでお家でのセルフケアをしていただくことでより早く症状の改善が期待できます。セルフケアの方法はスタッフからお伝えします。
・正しい姿勢の維持: 日常生活の中で正しい姿勢を心がけることで、肘への負担を軽減できます。
・定期的な通院: 治療効果を確認するために、定期的に通院することが大切です。

テニス肘の日常でできる予防とセルフケア

テニス肘を予防するために
テニス肘は、適切な予防とセルフケアを行うことで、発症リスクを大幅に下げ、症状の悪化を防ぐことができます。
 
●肘周囲の筋肉のストレッチを習慣化する
肘周囲の筋肉のストレッチは、筋肉の柔軟性を高め、血行を促進することで、筋肉の緊張を緩和し、痛みを軽減する効果が期待できます。特に、前腕の筋肉や手首の筋肉を重点的にストレッチすることが重要です。
 
・前腕のストレッチ: テニス肘の方は前腕の屈筋群が硬くなってしまっていることが多いため、手のひらを上に向けて腕を伸ばし、反対の手で指先をゆっくりと引くストレッチが効果的であることが多いです。

【ポイント】
*痛みを感じない範囲で行う
*毎日、数回繰り返す


●正しい姿勢やフォームを意識する
日常動作やスポーツを行う際の姿勢やフォームは、肘にかかる負担に大きく影響します。
 
・パソコン作業: キーボードやマウス操作の際に、肘を机から浮かせ、肩の力を抜くように心がけましょう。
・家事: 重い物を持ち上げる際は、両手で持ち、膝を曲げて腰に負担をかけないようにしましょう。
・スポーツ: テニスやバドミントンなどのラケットスポーツを行う際は、正しいフォームを習得し、無理のない範囲で行いましょう。

【ポイント】
*動作中に痛みを感じたら、すぐに中断する
*定期的に姿勢を見直す


●負担を軽減する道具を活用する
道具の選び方や使い方を変えることで、肘にかかる負担を軽減することができます。
 
・作業用グローブ: 重い物を持つ際に、滑り止め付きのグローブを使用することで、手を保護することができます。
・テニスラケット: ラケットのグリップサイズや素材を見直すことで、手首にかかる負担を減らすことができます。
・サポーター: 肘のサポーターを使用することで、関節を固定し、動きを制限することで、痛みを軽減することができます。

【ポイント】
*道具を選ぶ際は、専門家に相談する
*正しい使い方を理解する


●定期的な筋力トレーニング
肘周りの筋肉を強化することで、関節を安定させ、外部からの衝撃を吸収する能力を高めることができます。
 
・前腕の筋力トレーニング: テニス肘は前腕の伸筋群が弱っていることが多いので、伸筋群に対してトレーニングを行うと効果的です。
・肩甲骨周りの筋力トレーニング: 肩甲骨周りの筋肉を強化することで、肩こりを予防し、間接的に肘の負担を軽減することができます。

【ポイント】
*専門家にご指導を受ける
*無理のない範囲で行う
*日常生活での工夫
*冷温療法: 痛みがある場合はアイシング、温めて筋肉をリラックスさせたい場合は温熱療法を行う。
*休養: 痛みが強い場合は、患部を安静にする。
*マッサージ: 肘周辺の筋肉をマッサージすることで、血行を促進し、筋肉の緊張を緩和する。
*エクササイズ、マッサージ、ストレッチは部位を間違うと逆効果になる恐れがあるので、スタッフの指示に従っていただくようお願いいたします。

テニス肘(外側上顆炎)によくある質問

ここではテニス肘(外側上顆炎)のよくある質問をご紹介します。

1:テニス肘はテニスをしていない人でもなるの?

はい、日常生活での動作や職業による負担でも発症します。

2:テニス肘の痛みは自然に治りますか?

軽症であれば自然に治る場合もありますが、適切なケアを怠ると悪化するリスクがあります。

3:テニス肘は再発しますか?

再発しやすい疾患です。予防と定期的なケアが重要です。

4:サポーターはどの程度効果がありますか?

サポーターは負担を軽減するため、痛みの軽減や予防に役立ちます。再発しやすい疾患です。予防と定期的なケアが重要です。

5:テニス肘を治すのにどれくらいの期間が必要ですか?

症状の程度により異なりますが、軽症であれば数週間、重症の場合は数ヶ月かかることもあります。サポーターは負担を軽減するため、痛みの軽減や予防に役立ちます。再発しやすい疾患です。予防と定期的なケアが重要です。

テニス肘(外側上顆炎)のまとめ

テニス肘について正しい知識を持ち、予防を心がけましょう!
テニス肘は、早期の対応と日々の予防が重要な疾患です。本ページで学んだ知識を活用し、健康的な日常を送りましょう。知識を深めることで、自分自身の体をより理解し、負担を減らすことができます。
 

株式会社ジール代表取締役
柔道整復師 中務貴之

執筆者:株式会社ジール代表取締役 中務 貴之

2024年時点:岡山県内TOPの店舗数。

自身も学生時代のサッカーで腰痛を経験、病院でも整骨院でもなかなか原因が分からず診断されない辛さ、身体の痛みから不安になり心まで壊れるおもいをし、今度は自分が診断して治せる治療家になりたいと想いこの業界を目指す。

前職では入社2年で技術担当責任者に任命され、特に再現性のある施術技術の向上に力を入れてきた。その延長線で同業者向けにオンラインサロンを開発し全国の整骨院のセラピストへ指導を行っている。

今後は国内で整骨院と整形外科が併設した施設を立ち上げ、より地域の医療体制の発展に尽力、さらに2030年には業界発展の為、世界へ向けて技術を伝えていくミッションを掲げ活動をしています。

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