「腰痛が良くなったと思っても、しばらくするとまた痛くなる」
「マッサージを受けた直後は楽になるのに、仕事に戻ると再発する」
「何度も繰り返しているうちに、痛みが長引くようになってきた」
このような腰痛でお悩みではありませんか?
腰痛を繰り返す場合、単に「腰が弱い」「姿勢が悪い」という一つの原因だけで説明できるとは限りません。
過去の腰痛歴、仕事や家事での負担、活動量、身体の使い方、睡眠、生活習慣、痛みに対する不安など、複数の要素が重なっていることがあります。
大切なのは、痛みを一時的に軽くすることだけではなく、どのような場面で腰に負担が集中し、なぜ同じ痛みを繰り返しているのかを確認することです。
繰り返す腰痛とは?
繰り返す腰痛とは、一度症状が軽くなった後に、再び腰の痛みや重さが現れる状態です。
例えば、次のような経過があります。
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数日休むと楽になるが、仕事を再開すると痛くなる
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月に何度か腰が重くなる
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季節の変わり目や忙しい時期に痛みが出る
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年に数回、ぎっくり腰のような強い痛みを起こす
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痛みが完全になくならず、良い時と悪い時を繰り返す
WHOの慢性腰痛ガイドラインでは、3か月を超えて持続または反復する腰痛も慢性腰痛の範囲として扱われています。
ただし、腰痛を繰り返しているからといって、必ずしも背骨が大きく傷んでいるとは限りません。腰痛の多くは、画像検査だけでは一つの原因を特定できない「非特異的腰痛」に分類されます。
そのため、画像だけで判断するのではなく、症状の経過や動作、生活・仕事の環境まで含めて確認することが重要です。
腰痛の再発リスクにつながる7つの要因
① 過去に腰痛を繰り返している
これまでに腰痛を経験したことがある方は、いつ痛くなったのか、どのくらい続いたのか、仕事や生活にどの程度影響したのかを確認する必要があります。
痛みが軽くなっていても、立つ・座る・前かがみになる・物を持ち上げるといった動作が十分に戻っていない場合、日常生活の負担が再び集中することがあります。
「痛みがなくなったか」だけでなく、「痛みが出ていた動作を無理なく行えるか」まで確認することが大切です。
② 同じ姿勢や作業を長時間続けている
デスクワーク、車の運転、立ち仕事、前かがみの作業などで、同じ姿勢を長時間続けると腰への負担が積み重なることがあります。
厚生労働省も、長時間の同一姿勢、不自然な姿勢、重量物の取り扱いなどを、職場で腰痛に関係する要因として挙げています。
「良い姿勢を固定する」ことだけを意識するのではなく、姿勢を変える、短時間立つ、作業方法を見直すことも重要です。
③ 痛みが軽くなると、すぐに同じ負担へ戻っている
腰痛が軽くなると、急に重い物を持つ、長時間働く、強度の高い運動を再開するといったケースがあります。
症状が軽くなったことと、身体が元の負担に十分対応できることは同じではありません。
休んだ後は、仕事や運動の量を段階的に戻し、痛みの変化を確認することが大切です。
④ 痛みを恐れて身体を動かさなくなっている
「動くとまた痛くなりそう」と不安になり、必要以上に動作を避け続けると、活動量や体力が低下する場合があります。
腰痛がある時に無理をする必要はありませんが、安静を続ければ必ず再発を防げるわけでもありません。
状態に合わせて、可能な範囲で普段の生活や運動へ戻していくことが重要です。
⑤ 腰以外の動きが十分でない
立ち上がる、しゃがむ、歩く、物を持ち上げるといった動作では、腰だけでなく、股関節・骨盤周辺・胸郭・体幹なども一緒に働きます。例えば股関節を十分に使えていない場合、前かがみや立ち上がりで腰がその動きを補い、負担が集中することがあります。腰痛を繰り返す方は、痛む腰だけでなく、全身の動きと動作の癖を確認することが必要です。
⑥ 睡眠や生活習慣が乱れている
睡眠不足、喫煙、運動不足、体重増加などは、腰痛と関連する生活上の要因として挙げられています。これらの要因だけで腰痛の原因を決めることはできませんが、身体が回復しにくい状態や、活動量が低下した状態が続いていないかを確認する目安になります。一度にすべてを変えるのではなく、睡眠時間を確保する、短時間でも歩く、長時間同じ姿勢を避けるなど、続けられることから始めましょう。
⑦ ストレスや痛みへの不安が強くなっている
腰痛は、関節や筋肉など身体面の問題だけでなく、仕事のストレス、睡眠、気分、周囲のサポート、痛みに対する不安などとも関係することがあります。「また痛くなるのではないか」という不安が強くなると、動作を避けたり、仕事や外出を控えたりすることがあります。痛みを「気持ちの問題」と片づけるのではなく、身体・生活・心理社会面を合わせて確認することが大切です。
腰痛を繰り返すことで起こりやすい問題
腰痛を繰り返すと、痛みそのものだけでなく、次のような影響が出ることがあります。
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座る、立つ、歩くなどの日常動作がつらくなる
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仕事や家事を続けにくくなる
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運動や外出を避けるようになる
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睡眠の質が低下する
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「また痛くなるのでは」と不安が強くなる
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活動量や体力が低下する
「繰り返すほど必ず重症化する」という意味ではありません。
しかし、生活への影響が大きくなる前に、痛みが出る条件や回復を妨げている要素を整理することは重要です。
腰痛を繰り返さないために確認したい5つのこと
① 痛みが出る条件を記録する
「何をした時に」「何分後から」「どこが」「どのように痛むのか」を記録しましょう。
座っている時間、立ち上がり、朝・夕方の違い、仕事の忙しさ、睡眠などを合わせて記録すると、負担の傾向を把握しやすくなります。
② 長時間同じ姿勢を続けない
仕事の区切りで立つ、足の位置を変える、短時間歩くなど、こまめに姿勢を変える習慣を作りましょう。
椅子や机の高さ、モニターの位置、荷物の持ち方など、環境を調整することも大切です。
③ 無理のない範囲で活動を続ける
痛みが強くなる運動を無理に行う必要はありません。
一方で、長期間まったく動かないのではなく、体調に合わせて歩行や日常動作から少しずつ戻していくことが勧められます。
④ 腰だけに対処しない
腰をもむ、温める、ストレッチすることで一時的に楽になることはあります。
しかし、同じ動作や仕事環境で痛みが戻る場合は、股関節や体幹の動き、姿勢を変える頻度、活動量なども確認しましょう。
⑤ 繰り返す場合は身体の状態を一度確認する
何度も腰痛を繰り返す、痛みが長引く、日常生活に支障が出ている場合は、自己流の対処を続けるだけでなく、専門家へ相談することも検討してください。
ジール鍼灸整骨院では、再発につながる負担を確認します
ジール鍼灸整骨院では、腰痛を何度も繰り返す方に対して、痛みのある場所だけでなく、次のような点を確認します。
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いつから、何回くらい腰痛を繰り返しているか
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どの動作や姿勢で痛みが出るか
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前屈・後屈・ひねりの動き
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立ち上がり、歩行、しゃがむ動作
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股関節や骨盤周辺の動き
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筋肉の緊張や身体の使い方
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仕事内容や家事、スポーツでの負担
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睡眠、活動量、痛みに対する不安
そのうえで、一人ひとりの状態に合わせた施術や運動、セルフケアをご提案します。
大切なのは、「また痛くなった腰だけをほぐす」ことを繰り返すのではなく、なぜ腰に負担が戻るのかを一緒に確認することです。
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